なんかおかしい
- 古賀千恵
- 2023年5月11日
- 読了時間: 2分
私は数年前から、とある音楽大学の講師として、ホームページに名を連ねていました。
そもそも その講師の成り方も応募したわけでもない、生徒がいたわけでもない、大学側に頼まれて、です。
そして どうぞ演奏活動の折には 我が大学の講師ということをプロフィールに載せてください、とのこと。
元々そういうことが嫌いな私はただの1回も載せたことがありません。
そして、名前だけなものでお給料が支払われることもない。名前だけでも 向こうから頼んだんであればいくばくか払うのが当然かと思いますが、それすらない。
こういう中途半端が大っきらいなもので、とうとう一昨年、更新の手続き書類が来たときに 書類を未提出にしました。
こうしとけば連絡あるだろう、と。
甘かった。
連絡もなく、相変わらずホームページに掲載のまま。
で、昨年。
事務に電話しました。
続ける意思がありません、名前を除いてもらえませんか、と。
すごい勢いで いや、先生それは困ります、生徒の希望があればすぐご連絡しますので、とかなんとかおっしゃられ 押し切られました。
県内ならともかく他県です。
私が生徒を送り込まない限り、わざわざ希望なんて出るはずも無し。
それでなくても音大希望者なんて激減してるのに。
とうとう今年。
書面にしたためて投函しました。
勤務実態のないままというのは、学校経営上もいかがなものかと思いますが、と。
返答なし。
先日何気にホームページを覗いてみたら、名前がなくなってました。
一安心。
ですけどね。
連絡くらいしてくるべきだと強く思います。
わかりました、とか 承知しました、とか。
向こうからしたら、ただでうちの講師の肩書を使わせてやる、くらいのつもりだったんでしょうけど、肩書に載せるのも憚られるようなレベルの大学なんて、恥ずかしくてこちらもありがた迷惑です。
だいたい その大学に行ったこともないし。
私一人だけの話ではなく、何人もそんな方がいらっしゃいました。
半数くらいホームページから消えてましたけど。
受験生の志望校は もちろん本人の希望が第一ですが、私のような受験生を抱える地方のピアノ講師をないがしろにすると、その大学は印象最悪になりますから 自然に生徒に与える大学の候補に挙げなくなるんです………
おかしな大学もあるもんです。
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